上組の歩み
1867年、神戸港開港とともに誕生した上組は、
港湾物流のパイオニアとして、あくなき挑戦を繰り返してきました。
ここではそんな当社の歩みを創業期から、戦後の再興期、海外進出を果たした拡大期、
そして、港運業者初の単独ターミナル運営を実現した躍進期としてご紹介します。
上組の創業は1867(慶応3)年に遡ります。
同年の神戸港開港とともに、
神戸税関の前身となる「外国人交易の荷物運上所」が設置され、
同所出入りの貨物運搬を命じられたのが上組の前身である「神戸浜仲」でした。
やがて神戸港の発展に伴って作業範囲が拡大し、
1873(明治6)年「神戸浜仲」は地域別に分離、
当社は上方(東部)地域に設けた寄場を中心に貨物運搬を営むことになったことから
名称を「上組浜仲」と改称しました。
これが「上組」の由来です。
神戸で創業した上組は、東京・横浜・名古屋・大阪・門司の
主要港に拠点を開設し、港湾運送事業の基盤を確立しました。
国内拠点網を拡充するとともに、陸海空の輸送を担う子会社を設立するなど
サービス範囲の多様化を推進しました。
中国を中心に、アジア各国で拠点を開設し、
国内外の物流ネットワークを拡大しました。
港運業者初のターミナル単独運営を実現するとともに、東南アジアでのネットワークを拡充。
さらなる成長に向けて、躍進を続けています。