KAMIGUMI

サービス紹介

CASE Study 3 専門商社A社様 自社倉庫を活用した3PLソリューションで
コストダウンとリードタイムの短縮を実現

神戸港国際流通センター 4号棟真

お客様の課題

  • 陸路の輸送コストを削減したい
  • 輸送にかかるリードタイムを短縮した
  • 保管倉庫からの二次配送コストを削減したい

上組のソリューション

  • 自社保有の物流施設を活用して、陸送距離を短縮
  • 輸送コストとリードタイムの削減を実現
  • 輸入通関業務から倉庫保管、配送までの3PLサービスを提供

従来は、海上輸送から本船入港後の輸入通関業務、陸路によるコンテナ配送をサポートしていましたが、本船が入港する港から専門商社A社様保有の倉庫までは距離が長く、陸送費用が高額であることが課題となっていました。また、倉庫から主な消費地までも距離があったため、二次輸送コストも発生していました。さらに、従来のバースではスペース不足から入荷・出荷作業を同じエリアで行っていたため、業務効率が悪いことも改善すべきポイントとなっていました。

こうしたお客様の課題に対して入港地を主要な消費地に近い港に変更し、入港地に保有する当社倉庫を活用することで、陸送距離の大幅な短縮を提案。これによって陸送費用を従来の約3分の1にまで削減できたことに加え、輸送時間が短縮され、緊急貨物の荷解き作業などの対応も可能になりました。さらに消費地にも近いことから、二次輸送コストの削減にもつながっています。

また、変更後の入港バースでは入荷・出荷作業を別のエリアで行うため、1日のコンテナ荷受け本数を倍増させることが可能となったほか、荷受けと同時に出荷作業も行えるため、業務効率も大幅に改善。特に通販の出荷が伸長する昨今、B to BのみならずB to Cへの配送体系を構築できたことで、顧客の事業拡大の基盤づくりに大きな役割を果たしています。

さらに、今回のロジスティクス改善を期にモーダルシフトへの取り組みも活性化し、結果的にはCO2排出量の削減にも寄与することができています。